サッチャリズム

戦後イギリスで行われた福祉国家制度と基幹産業の国有化政策にもかかわらず、旧態依然とした階級制度は残り、生産設備の老朽化とあいまってイギリスの経済活力が失われた。1970年代には「英国病」、「ヨーロッパの病人」と呼ばれるほど経済状況が悪化した。これに追い討ちをかけたのが1973年に勃発したオイル・ショックで、イギリス経済は大打撃を蒙った。この状況を改善する事を期待されて登場したのが、1979年の総選挙で大勝した保守党党首マーガレット・サッチャーである。サッチャーは「小さな政府」を目標とし、規制緩和や福祉制度見直しなどの大胆な改革を実施した。

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